この記事は「マイクロロンの効果・使い方・効果の検証」についてまとめています。
- マイクロロンとは?
- マイクロロンの効果
- マイクロロンの使い方
- マイクロロンの燃費効果
- マイクロロンの他の効果
- マイクロロンのコスパ
以前から気になっていたマイクロロンを購入したので効果を検証したいと思います。
私がマイクロロンを使ってみようと思ったきっかけは燃費向上です。
ガソリンと一緒に注入するだけで燃費が向上するなんてすばらしすぎます。
また、マイクロロンには、燃費以外にもアクセルレスポンスやパワーなども改善する効果があるようですが…
こういったものは、「効果の判断が難しい」です。
エンジン音やレスポンスなんてものは、個人の感覚によるところが多いと思います。
ですが、燃費は数字が見えるので効果を実感しやすいですね。
その為、燃費以外の効果は「体感出来たらラッキー」程度にしか考えていません。
Contents
マイクロロンとは?
燃料に入れることでエンジン内の汚れを除去します。
合わせて、燃料系の金属表面に薄い膜を形成して汚れを付着しづらくする効果があります。
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マイクロロンの効果
- レスポンス向上
- 燃費の改善
- パワーアップ
- よりクリーンな排気ガス
なかなか魅力的な効果ですが…
レスポンスとパワーに関しては個人の感覚によるところが多いかもしれません。
私は鈍感な方なので感じないかも…。
排気ガスがクリーンかどうかなんで個人で計測は無理です…。
やはり、誰にでもわかる効果は燃費でしょう。
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マイクロロンの持続期間
この持続期間は、長いですね。
一般のご家庭であれば1年に1度、注入するだけなのでコスパとしては高いと思います。
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マイクロロンの使い方
2分間振ってから燃料タンクに注入するだけです。
製品自体の量は100[mℓ]となっています。
入れる量としては、燃料20から50[ℓ]に製品1本を注入します。
一般的な車の燃料タンクに入れる際は1本ですね。
タンク容量が20リットル以下の場合は濃度を0.5[%]を超えないように注入してください。
10000[mℓ] × 0.5[%] = 50[mℓ]
となりますね。
専用の計量カップも付属しているので、そちらで計測して注入してください。
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マイクロロンの効果を軽自動車で検証
マイクロロンをさっそく注入してみました。
注入したのは軽自動車のハスラーです。
ハスラーの燃料タンク容量は、27[ℓ]なのでガソリンを満タンにした後に注入しました。
燃料20~50[ℓ]に対してマイクロロン1本(100[mℓ])なので全部入れます。
いちおう、[%]を計算すると…
100[mℓ] ÷ 27000[mℓ] × 100 = 0.37[%]
となり、燃料の0.5[%]以内ですね。
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マイクロロンの燃費効果を検証
さっそくマイクロロンの燃費へ対する効果を検証しました。
やり方としては、同一条件にてマイクロロンを入れる前後で燃費を計測しました。
速度は、走り出しからではなく規定速度になった瞬間からクルーズコントロールをセットしています。
また、同時に車の燃費計もリセットすることで計測しています。
検証するにあたっての条件は以下となります。
- 速度:70km/h(クルコン設定速度)
- 走行距離:14km
- 燃料:満タン
- エアコン:OFF
- 乗車人数:1人(運転手のみ)
- 空気圧:220kPa
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マイクロロン注入前の燃費
マイクロロン注入前の燃費は、27.8[km/ℓ]です。
クルーズコントロールをセットしてからひたすら同じ速度で走り続けたので燃費はいいですね。
加えて、我が家のハスラーは、サイズを純正から1インチダウンさせた軽量ホイールを使用しています。
純正のホイールであった場合はもう少し燃費が悪いです。
注入前の走行距離は17879kmです。
マイクロロンは注入後、走行距離200km程度で定着します。
その為、高速道路を利用して200km走りました。
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マイクロロン注入後の燃費
マイクロロン注入後、の燃費は…
高速道路を走行後、少し休憩してから燃料を満タンにして再度計測しました。
製品の謳い文句同様に燃費が向上していますね。
どの位向上しているか計算すると…
29.2 – 27.8 = 1.4[km/ℓ]
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マイクロロン注入後、さらに走行した後の燃費
マイクロロンを注入して燃費を計測してから更に800kmほど走行したタイミングでも燃費を計測しました。(別のことを検証したついでに…)
気象条件が多少違いますが、200km走行後より燃費は、更に向上していました。
なんと、
ものすごく燃費が向上しています。
また、どの位向上しているか計算すると…
30.0 – 27.8 = 2.2[km/ℓ]
限界はあるのでしょうが、走ればさらにマイクロロンが定着して燃費が向上するようです。
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その他マイクロロンの効果
私の体感にはなりますが、マイクロロンの燃費以外の効果もレビューします。
効果をレビューする項目は以下となります。
- アクセルレスポンス
- パワー
- アイドリングストップ
- エンジン音
ちなみにレスポンスとパワーについては、製品自体に「効果がある」との記載があるものです。
それぞれについて詳しく紹介します。
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アクセルレスポンス
アクセルレスポンスに関しては、明確な効果を体感できました。
走り出しが違います。
いつもよりも少ない踏み量で目標速度に達します。
製品的に効果を謳っているいるだけのことはあります。
特に速度を落としてからの再加速の違いが顕著です。
「回転数だけ上がって速度がついてこない」という感覚が減っています。
体感レベル:
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パワー
パワーに関しては、大きな効果を体感できませんでした。
「若干、パワフルになった?」
程度の感覚です。
法定速度を超えれば明らかな効果を体感できるかもしれませんが…。
一般道、高速道路の法定速度内では大きく変わった感じはしませんでした。
体感レベル:
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アイドリングストップ
アイドリングストップが一番効果を体感できました。
アイドリングストップからの復帰が速く、振動、音もかなり抑えられています。
いわゆる復帰がスムーズになりました。
鈍感な私でも「明らかに違う」といえるレベルです。
アクセルレスポンス向上との相乗効果でアイドリングストップからの走り出しが速くなったように感じます。
以前は、アイドリングストップからの走り出しが遅く、信号待ちで「先行車発進お知らせ」がたまに出ていたのですが…
注入後はほとんど出ません。
体感レベル:
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エンジン音
エンジン音に関しても効果がありました。
特に低回転でのエンジン音が静かになっています。
マイクロロンを注入する前と比較すると1段階ほどアイドリングと低回転時の音が静かになっています。
ですが、高回転になると注入する前と同じような気がします。
低回転で運転する分には効果はあると断言できます。
体感レベル:
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マイクロロンのコスパは?
amazonで購入できる約3900円よりガソリン代がお得になればコスパが良い商品となりますね。
効果は10000km持つので…
ハスラーが10000kmをいくら(何円)で走行できるかで計算します。
ガソリン価格は130円とします。
計算式は…
10000[km] ÷ 燃費([km/ℓ]) × 130円
となります。
それぞれの燃費で計算した結果は以下となります。
- 燃費27.8[km/ℓ]:46762円
- 燃費29.2[km/ℓ]:44520円
- 燃費30.0[km/ℓ]:43333円
計算すると割とリアルな金額ですね。
この金額からどの位お得かどうかを算出するためには、「燃費向上前の10000km走行する為に必要な金額」から、「燃費向上後の10000km走行する為に必要な金額」を引き算して計算すると…
2242~3429円の燃費費節約となります。
燃費だけで計算すると、若干コスパは良くないですね。
ただ、ガソリン単価の高いハイオクであったり、燃費の悪い車であった場合は節約できる燃料費が変わるので一概にコスパが悪いとも言い切れません。
あくまでも、ハスラーの場合です。
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マイクロロンの検証まとめ
- 燃費向上の効果あり(1.4~2.2[km/ℓ]向上)
- アクセルレスポンスが向上
- アイドリングストップからの復帰がスムーズになった
- 低回転のエンジン音が静かになった
- 向上した燃費で商品価格を埋められない(コスパが若干良くない)
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おわりに
検証結果としては燃費が向上と、エンジンに良い影響を及ぼしたことが確認されました。
(残念ながら?)検証結果では節約した燃料費でマイクロロンの購入価格を埋めることはできませんでした。
ですが、個人的にはその他の効果に満足しています。
その為、私のもう一台の愛車であるレクサスRXにもマイクロロンを注入しようと思います。
マイクロロンを購入しようと思っている方…
今回の記事が、マイクロロンの購入について悩まれている方の助けになれば幸いです。