この記事は「ハンドルロック」についてまとめています。
- ハンドルロックとは?
- ハンドルロックの効果や使い方は?
- ハンドルロックの効果を高める使い方
- ハンドルロックの選び方
車の盗難は、いつになっても減りませんね。
盗難されやすい車として挙げられるのが、「ハイエース」「ランドクルーザー」「プリウス」です。
その中でも特に人気はLXとRXです。
そんな盗難される可能性の高い車のオーナーさんは、盗難対策を行うと思います。
その中でも王道といえば王道の盗難防止グッズである「ハンドルロック!」
ですが、実はこのハンドルロック、結構な種類と使い方があります。
ハンドルロックを選ぶ際もすごく種類が多く、どれを選んだらいいのかわからなくなります。
以前、ツイッターでもつぶやかせていただきましたが、ハンドルロックの選び方や使い方によっては盗難対策の効果が薄くなってしまします。
ハンドルロックの効果的な使い方としては…
ステアリングのスポーク部分をロックするのがポイント🤔スポーク部分をロックしてないと写真の赤線部分を切られて簡単に解除されてしまいます😱
←効果が薄い 効果が高い→ pic.twitter.com/fvPI9WhQ1i
— カズウラ@お小遣い3000円のレクサスオーナー (@kazuura_3) April 10, 2020
今回はそんな人の為に、ハンドルロックの「効果を高める使い方」や「選び方」ついて紹介したいと思います。
「初めて盗難防止対策をやる人」や「ハンドルロックの効果を高める使い方を知りたい人」は必見です。
私が使っている(いた)のはこの2つです。オススメ商品ですよ↓
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Contents
ハンドルロックとは?
ハンドルロックとは、車のハンドル部分に取り付けるて物理的に回せなくする盗難防止グッズです。
ステアリングロックとも呼ばれますね。
もしかしたら、駐車場に停められているハイエースやランドクルーザーのステアリングにとりついているのを見たことがあるかもしれませんね。
それくらいメジャーな盗難防止グッズで、様々なタイプのハンドルロックが発売されています。
余談ですが…
他のメジャーな盗難防止グッズとしては「ホイールのロックナット」や「ナンバープレートロック」「タイヤロック」といったものがあります。
タイヤロックもハンドルロックと目的は一緒でホイールに挟めて車を物理的に走れなくする盗難防止グッズです。
タイヤロックは、盗難対策が施されていることが一目でわかり、盗難グループが外すのにも時間がかかりそうなので盗難防止効果が高いです。
しかし、外し忘れてそのまま走ると、とんでもないことになるので…。
個人的にはあまりオススメできません。
その点ハンドルロックは、運転する際に必ず触るハンドルにとりついているので外し忘れがないのが強みです。
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ハンドルロックの使い方
ハンドルロックの使い方は非常に簡単です。
いや~本当に簡単です。
慣れれば、数秒で取り付けることが可能です。
ただ、取り外すにはひと手間必要です。
ハンドルロックを解除するためにはカギが必要です。
そのカギを差し込んで回すとハンドルロックを解除できます。
タイプによっては番号式のカギもあります。
4~5桁の番号を合わせると解除できるタイプです。
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ハンドルロックの効果
ハンドルロックは使い方こそ簡単ですが、盗難防止の効果は高いです。
ハンドルロックの効果としては以下のことが挙げられます。
- 物理的に走行不能にする
- 時間稼ぎ
- 威嚇
通常、運転する際にはどうしても車が曲がるためにハンドルを回す必要があります。
ですが、ハンドルロックが取り付けられるとハンドルが回すことが出来なくなり、盗難後に逃げることが出来なくなります。
曲がらずに車を走行することは、ほぼ不可能です。
その為、窃盗団などは車を盗難しようとした際にはまず、このハンドルロックを解除してから盗まなければなりません。
近年、盗難の手口も巧妙化しており…。
リレーアタックやコードグラパーといった電子キーを利用する盗難手口が流行しています。
盗難グループは、電子キーを利用した盗難手口で車のカギを解錠し、そのまま乗り乗り去ってしまいます。
電子キーを利用した盗難手口は、車を傷つけることもなく数秒で盗むことが可能でしょう。
それゆえに、ハンドルロックのような物理的な盗難防止対策が効果を発揮します。
ハンドルロックがついていない車を数秒で盗めます。
しかし、ハンドルロックがついている車を盗むには「ハンドルロックを解除する時間が発生」します。
車の盗難グループは時間がかかる獲物を嫌がるそうです。
そういった理由から、わざわざ盗難に時間のかかる車を盗まずにあきらめる可能性があります。
つまり、ハンドルロックには「時間稼ぎ」の効果とともに「威嚇」の効果もあるのです。
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ハンドルロックの効果を高める使い方のポイント
ハンドルロックの効果を高める使い方のポイントを紹介します。
使い方のポイントはタイトルでもあるように2つだけです。
ここを押さえているだけでハンドルロックの盗難防止効果が高くなります。
ポイントとしては、以下の2つが挙げられます。
- スポークをロックする
- ハンドルロックをアピールする
それぞれについて詳しく解説します。
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スポークをロックする
まず、1つめの使い方のポイントとしては「スポークをロックする」ということです。
スポークを覆うようにハンドルロックを取り付けることで「ハンドルの切断」によるハンドルロック解除を防ぐ効果があります。
逆にこの部分をロックしないとハンドルの一部を切断されてハンドルロックが解除されてしまいます。
下の写真がスポークをロックしていないハンドルロックの取り付け例です。↓
この写真の場合だと「赤線」の部分を切断すると簡単にハンドルロックが解除可能です。
また、反対の右下部分を切断しても結果は同じですね。
スポークをロックしていないだけでハンドルロックの盗難防止の効果が薄くなることがわかります。
もう一つのスポークをロックした例も見てみましょう↓
このタイプのハンドルロックも一か所ではありますがスポークをロックしています。
この例でもステアリングの一部を切断してもハンドルロックを解除することは不可能です。
大事なことなのでもう一回いうと…
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ハンドルロックをアピールする
2つ目の使い方のポイントとしては、「ハンドルロックをアピールする」ということです。
先ほどハンドルロックの効果でも紹介しましたが、ハンドルロックがあると盗難グループに対しての威嚇となります。
威嚇は、ハンドルロックがもつ最大の盗難防止効果といっていいでしょう。
そういった理由から、ハンドルロックを車外から見える場所に取り付けます。
それによって…
というようなことを盗難グループにアピールして威嚇することが出来ます。
その為、ハンドルロックの存在をガンガンアピールすることが盗難防止の上でも大きな効果を発揮します。
アピールする為には、派手な目立つ色のハンドルロックがオススメですね。
「ハンドルロックの色が地味で目立たない」という方は、目立たせる為のオススメな方法もあります。
私が個人的に使用しているハンドルロックは色が地味なので写真のような目立つ色のタオルを置いて、ハンドルロックの存在をアピールしています。↓
この目立つタオルのおかげで遠くから見てもハンドルロックの存在がアピールできます。
車外から見るとこんな感じです。↓
車外から見てもハンドルロックの存在感がありますよね。
もっと離れてみると(しつこい)↓
この距離でも十分にハンドルロックの存在がアピールされています。
素人からみれば、「なんじゃあれ?」となるかもしれませんが…。
盗難グループからみると「ハンドルロックじゃないか!」となるはずです。
私の行っているような方法を使えば大抵の色のハンドルロックもアピールできます。
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ハンドルロックの選びのポイント
私がオススメするハンドルロックの選び方について紹介します。
高い盗難防止の効果があって使い勝手が良いものが理想です。
以下のポイントを押さえているハンドルロックがおすすめです。
- スポークをロックできる
- 目立つ色
- コンパクト
スポークをロックできる
先ほど紹介したスポークをロックできることですね。
どうせハンドルロックで盗難対策をするなら効果が高い方が良いです。
ハンドルロックの中にはスポークを覆うようにロックできないもの存在します。
ハンドルに取り付ける部分が二股に分かれていないものはスポークをロックできません。
上の写真のようにハンドルをロックする部分が二股になっているハンドルロックであればスポークをロックすることが可能です。
また、先ほど紹介した私が使用しているハンドルロックもスポークをロックするタイプです。↓
目立つ色
ハンドルロックの存在をアピールする為に色は目立つ方が良いです。
これも盗難防止の効果を高める為ですね。
「赤」とか「黄色」とかが目立って良いですね。
好きなタイプのハンドルロックを購入して色を塗るか、先ほど紹介した目立つタオルを使う方法もありますが…
出来れば最初から派手で目立つ色の方が良いですよね。
「赤色」↓
「黄色」↓
コンパクト
ハンドルロックは取り外したときの置き場に困るので可能な限りコンパクトであることが望ましいです。
ハンドルロックはハンドルに取り付けるのでデカいものが多いです。
取り外した際に、後部座席の足元やトランクに置くしかありません。
ちなみに、私はこれが理由でハンドルロックをコンパクトなタイプに買い換えました。
私が使っているタイプだとダッシュボードやドアの収納に入るのでおススメです。↓
ハンドルロックのまとめ
- ハンドルロックは物理的にハンドルが動かないようにする
- ハンドルロックの最大の効果は威嚇
- スポークをロックすると効果が高い
- 存在をアピールすると効果が高い
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おわりに
ハンドルロックやその効果的な使い方についてご理解いただけましたか?
盗難対策は、人気車種に乗るオーナーの定めですね。
今回の記事を参考にハンドルロックを購入、または効果的な使い方をすれば多少なりとも盗難防止効果が高まると思います。
そして、どうせハンドルロックをつけるなら盗難防止の効果が高い使い方が良いですよね。
ソフト面での高額な盗難対策を施してもいつかは、破られます。
盗難対策は日々高度化しており、追いかけっこです。
正直、盗難グループが本気を出したらハンドルロックも無意味でしょう。
ですが…
ハンドルロックを「つけている車」と「いない車」…
もちろん、先に狙われるのは「いない車」でしょう。
ハンドルロックをつけていない方はこの機会にぜひ取り付けてください。↓
出来る限りのことをやって自分の愛車を守りましょう。
そして、残念ですが…盗まれてしまったら車両保険でカバー。
それが現在できる最善の策ではないでしょうか。
人気車種に乗っている方は、ハンドルロック等の盗難対策のほかに車両保険もきっちり入ってくださいね。(たまに入っていない強者もいるみたいですが…。)
今回の記事が、ハンドルロックについて悩まれている方の助けになれば幸いです。