TPMS(タイヤ空気圧センサー)についてまとめています。
- TPMSとは?
- TPMSの仕組み
- TPMSの後付け
- TPMSの取り付け方
- TPMSのメリット・デメリット
- オススメのTPMS
※TPMSには「直接式」と「間接式」があります。本記事ではTPMSの後付けと取り付け方法についての記事となりますので「直接式」のみについて紹介します。
外車では義務化されていることが多いTPMS。
俗にいうタイヤ空気圧センサーです。
日本では未だ義務化はされていません。
国産車ではレクサス車に標準装備されています。
私の愛車であったレクサスNXにも当然TPMSが装備されていました。
タイヤがパンクした際に警報を出し、大きな事故や車の損傷を防いでくれる素晴らしい機能です。
路上でパンクしている車を見ることがありませんか?
交通量の多い道路でのパンクには命の危険が伴います。
また、パンクの原因で事故で「渋滞」や「通行止め」の原因になることもあります。
車に乗るみなさんの安全快適なカーライフの為に是非、この記事を読んでTPMS(空気圧センサー)の導入を検討いただけたらと思います。
タイヤのパンクはどうしても防げません。
道路に落ちている釘や突起物を気にしながら運転なんてどうやっても無理ですよね?
また、車両によってはタイヤの空気圧を車内から確認できるTPMSも存在しており、わざわざガソリンスタンドで空気圧を確認する手間が無くなります。
私もレクサス車でその良さと重要性を認識してからは、無いと不安です。
セカンドカーのハスラーにはTPMSがついていなかったので、後付けで取り付けました。
やはり、TPMSがあると安心感が違います。
ちなみに私がハスラーに取り付けたTPMSはこれです↓
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Contents
TMPSとはタイヤ空気センサーのこと
要するにタイヤの空気圧を常時監視してくれるシステムです。
よく「タイヤの空気圧センサー」といわれます。
あまり車に詳しくない人に「TPMS」といっても
「TPMSとは?」という疑問しか残らないので、「タイヤの空気圧センサー」といった方がいいです。
言葉だけで機能の想像がつきますからね。
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TPMS(空気圧センサー)の目的と機能は?
TPMS(タイヤ空気圧センサー)の目的は…
タイヤの空気圧を監視することです。
具体的には、タイヤの空気圧が異常な数値を示していないかどうかを監視しています。
TPMS(タイヤ空気圧センサー)の機能としては…
異常な数値を示していた場合、警告音を発してドライバーに注意をうながします。
また、タイプによっては空気圧の値を数値化してドライバーに知らせる機能もあります。
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TPMS(空気圧センサー)の仕組みは?
TPMSは、「送信機」と「受信機」にて構成されています。
タイヤとホイールに装備したTPMS送信機から車内のTPMS受信機へ対して、現在のタイヤ空気圧を知らせる電波を送ります。
TPMS受信機はその情報をもとにタイヤの空気圧の異常を検知しています。
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TPMS(空気圧センサー)は後付け出来る?
冒頭で、私が「TPMS(空気圧センサー)をハスラーに取り付けた」といいましたが…
TPMSは後付けが可能です。
しかも、タイプによっては非常に簡単に後付けが可能です。
後付け出来るタイプのTPMS(空気圧センサー)をご紹介します。
TPMS受信機をタイヤ内に取り付けるタイプ
タイヤ内部のホイール部分に取り付けるタイプのTPMS送信機です。
このタイプは、ホイールにタイヤを装着する前に取り付けなければなりません。
後付けで取り付ける場合は一度、ホイールからタイヤを外さなければなりません。
受信機がタイヤ内部にあるので水や汚れが付着しずらく故障や脱落しづらいです。
レクサスの空気圧センサーはこのタイプです。
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TPMS受信機をタイヤ外に取り付けるタイプ
TPMS送信機をタイヤ外に取り付けるタイプは、タイヤのエアバルブキャップを外して取り付けます。
社外品を後付けで取り付ける場合は、このタイプが多いです。
タイヤ外に取り付けるタイプのTPMS送信機は後付けでの取り付けが非常に楽です。
ですが、タイヤの外に取り付けるので水の侵入での故障や脱落の可能性があります。
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TPMS(空気圧センサー)の取り付け方
TPMSを後付けで取り付ける方法を簡単に紹介します。
ご紹介するのは、TPMS送信機をタイヤ外につけるタイプです。
本当に簡単です。
TPMSの取り付け作業時間としては多く見積もっても30分程度です。
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TPMS受信機を車内に取り付ける
最初にTPMS受信機を車内に取り付ける作業です。
取り付けるTPMSのタイプによりますが、シガーソケットもしくはUSBで車内から電源を取ります。
車の電源につないでTPMS本体が起動することを確認してください。
そして、自分が見やすいと思った場所にTPMS受信機を配置すれば取り付けは完了です。
まだ空気圧センサーをタイヤに取り付けていないので写真の表示は「0.0」です。
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TPMS送信機をタイヤへ取り付ける
次にTPMS受信機をタイヤに取り付ける作業です。
元々取りついていたエアバルブのキャップを外します。
キャップはゴムもしくは金属製です。(写真はゴム)
空気圧を確したことがある方であればすぐわかると思います。
外したエアバルブのかわりにTPMS送信機を取り付けます。
このとき、各タイヤに取り付けるTPMS送信機の番号に注意してください。
上記写真には、「R.R」との記載があります。
これは右後輪の意味です。
使用するTPMSメーカーによりますが、TPMS送信機は取り付けるタイヤの場所が決まっています。
ここで間違えて「右前輪用のTPMS受信機を右後輪に取り付けてしまう」といったようなことがあれば、車内のTPMS受信機が別のタイヤの空気圧をモニターしてしまいます。
取り付けるTPMSの説明書をよく読んで取り付けてください。
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TPMS取り付け後の確認と設定
TPMSの「送信機」「受信機」を取り付けが完了したら正常に動作しているかの「確認」と「設定」を行ってください。
ガソリンスタンドなどで空気圧を調整しつつ…
- 正しいタイヤにTPMS送信機がついているか?
- 表示される空気圧は正しいか?
を確認してください。
また、取り付けるTPMSの説明書に従って警告を発する空気圧の値を設定してください。
これでTPMSの取り付けは完了です。
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TPMS(空気圧センサー)のメリットは?
TPMS(空気圧センサー)のメリットとしては、以下のことが挙げられます。
- タイヤのパンクを警告してくれる
- 現在の空気圧が見れる
- 燃費の向上
- 取り付けが簡単
それぞれが「TPMS(空気圧センサー)のメリットである理由」について紹介します。
タイヤのパンクを警告してくれる
第1のメリットは…
TPMSはタイヤのパンクにより空気圧が一定の量まで下がった際に警告を出してくれます。
気づかないうちに釘のような尖ったものを踏んでしまい、徐々にタイヤの空気圧が下がってしてしまうといったことがあります。
最終的にはタイヤの空気が全部ぬけてしまい、パンクで走行不能となります。
走行不能となった場所が、他車の通行の邪魔とならない場所でなければ問題ないのですが…
信号待ちの最中、交差点の中央、交通量の多い一本道だったら最悪です。
そういった場所でのパンクを防ぐためにもTPMSが空気圧が下がってきたタイミングで警告し、交通の邪魔にならないところで停車する機会を与えてくれるのです。
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現在の空気圧を教えてくれる
第2のメリットは…
TPMSはタイヤに装備することで現在のタイヤ空気圧を知ることができます。
タイヤの空気圧は自然と減るものです。
タイヤの空気が多少なりともゴムを通過して外へ逃げてしまい、空気圧は低下します。
どの程度で空気圧が低下するのかはわかりません。
その為、定期的にタイヤの空気圧を確認する必要があります。
ですが、TPMSがあれば現在の空気圧がわかります。
高速道路を走行する前も空気圧が減っていなければ、わざわざ補充する必要が無いですね。
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燃費の向上
3つ目のメリットして…
TPMSに表示されている現在の空気圧を確認することで、燃費が最適となる空気圧かどうかを知ることができます。
タイヤの空気圧は燃費にも影響します。
空気圧が低くなると燃費が悪くなります。
特に長距離を走行する人は、TPMSでタイヤの空気圧確認してから走行することをオススメします。
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外付けTPMSは取り付けが簡単
最後のメリットは…
外付けタイプのTPMSは取り付けが簡単だということです。
エアバルブキャップを取り外し、代わりにTPMS送信機を取り付けるだけです。
後は、TPMS受信機を車内のUSBやシガーソケットといった電源につなぐだけです。
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TPMS(空気圧センサー)のデメリットは?
TPMS(空気圧センサー)のデメリットとしては、以下のことが挙げられます。
- 送信機の電源は電池
- 送信機がタイヤ内のタイプはDIY不可
それぞれが「TPMS(空気圧センサー)のデメリットである理由」について紹介します。
TPMS送信機の電源は電池
第1のデメリットとしては…
タイヤとホイールに装着するTPMSの送信機は電池で動いているということです。
その為、どうやってもいずれは電池が切れてしまいます。
タイヤ外タイプの送信機であれば比較的簡単に電池交換が可能となりますが…
ホイール内に内蔵するタイプのTPMS送信機は、タイヤを外さないと電池交換が出来ません。
TPMS送信機がタイヤ内のタイプはDIY不可
第2のデメリットとして…
TPMS送信機がホイール内に内蔵のタイプはタイヤの脱着が発生する為、DIYでの取り付けは不可能です。
一度タイヤを外して、ホイールの内側から取り付け、再度タイヤを取り付けなければなりません。
タイヤ専門店やディーラーといった、タイヤの脱着が可能な場所でなければ取り付けは不可能です。
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オススメのTPMS(空気圧センサー)
ここまで記事を読んでいただけた方ならわかると思いますが。
オススメなTPMS(空気圧センサー)は…
TPMS送信機の取り付けやすさが1番の理由です。
タイヤ専門店やディーラーでタイヤを脱着してもらう手間も無く、個人でDIY可能なので導入のハードルはかなり低いと思います。
価格も4000円前後とかなり安いものも多く…
「TPMSってどんなものなんだろう?」
という方もお試しで取り付けるのもアリです。
ちなみに私も購入したオススメのTPMSはこちらです。↓
防水性能も高く、ソーラーで充電可能なタイプです。
取り付けもタイヤ外に送信機を取り付けるタイプなのですぐ取り付けられます。
画面に常に空気圧の値を表示可能で、「タイヤに入れた空気圧」と「センサーの誤差」も無いです。
TPMS(空気圧センサー)のまとめ
TPMS(空気圧センサー)についてのまとめは以下になります。
- TPMSは空気圧センサーのこと
- 空気圧の異常を教えてくれる
- 現在の空気圧を表示
- TPMSは後付け可能
- 送信機がタイヤ外と内のタイプがある
- 送信機がタイヤ外のタイプは取り付け簡単
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おわりに
TPMS(空気圧センサー)の重要性と利便性は伝わったでしょうか?
外国では義務化されているほど重要なTPMS(空気圧センサー)ですが、日本では残念ながらそこまで広がってはいません。
路上でパンクしている車を見ることがありませんか?
私は結構見ます…
特に高速道路などの交通量の多い道路でのパンクには命の危険が伴います。
そういった事態になる前に是非皆さんもTPMS(空気圧センサー)をご検討ください。