「電子インナーミラーの代用としてミラー型ドライブレコーダーを取り付ける方法」についてまとめています。
- 電子インナーミラーとは?
- ミラー型ドライブレコーダーとは?
- ミラー型ドライブレコーダーのメリット
- ミラー型ドライブレコーダーのデメリット
- オススメのミラー型ドライブレコーダー
後席はラゲッジに荷物が多いときなんかは、ルームミラーで後方が確認しづらいですよね…
または、ステーションワゴンやミニバンなど、ルームミラーからリアガラスまでの距離が長い車は後方確認がしづらい。
ですが、電子インナーミラーって結構高額です。
トヨタ純正の電子インナーミラーは、本体価格だけで6万円超え!
工賃を含めるとそれ以上です。
もっと安く電子インナーミラーを後付け出来ないかな…
と思われている方!
また…
ミラー型ドライブレコーダーは、録画中のリアカメラの映像をルームミラーに映す機能があります。
その機能を利用すれば、簡単に電子インナーミラーの機能が手に入ります。
という方にもミラー型ドライブレコーダーはオススメです。
電子インナーミラーと同程度の機能を持っているミラー型ドライブレコーダーを取り付ければ…
ミラー型ドライブレコーダーの価格は、おおよそ1万円以下です。
値段も安くて、「電子インナーミラー」と「ドライブレコーダー」の機能がついている優れものです。
私もそのコスパの高さに魅力を感じてミラー型ドライブレコーダーを愛車に取り付けてしまいました。
ちなみに私が愛車のハスラーに取り付けているミラー型ドライブレコーダーはこちらです↓
値段も4000円前後と、他のミラー型ドライブレコーダーよりも安くておススメです。
私がDIYでハスラーにミラー型ドライブレコーダーを取り付けた時の記事は以下となります。結構簡単に出来たので、読んでみて出来そうであれば是非チャレンジを!↓
ハスラーにドラレコを取り付ける方法を紹介!配線や電源の取り方もバッチリ指南!
Contents
電子インナーミラーとは?

電子インナーミラーでは、リアガラス付近にカメラを取り付けるので…
ルームミラーと車両後方との間に存在する「後席の乗員」「荷物」の影響を受けずに後方を確認できます。
加えて、リアカメラを車内に取り付けるので雨の影響も受けません。
通常のルームミラーは、前席頭上に取り付けられている鏡で車の後方の様子を確認します。
その為、前席頭上とリアガラスの間に「後席の乗員」や「荷物」があった場合、後方の確認がしづらくなります。
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ミラー型ドライブレコーダーとは?

ルームミラーの反対側にドライブレコーダーのカメラが取り付けられています。
ミラー型ドライブレコーダーは、車に元々ついているルームミラーに上からかぶせて取り付けます。
また、ルーム型ドライブレコーダーは録画中の映像をルームミラーの一部に映すことが可能となっています。
それにより、現在録画されている風景を確認可能です。
大抵の場合、ドライブレコーダーはルームミラーを挟んで助手席側に取り付けられていることが多く、ドライバーはドライブレコーダーを操作しづらいといった問題があります。
ミラー型はルームミラー自体がドライブレコーダーになっているので、ドライバーでも簡単に操作可能です。
というときに簡単にイベントフォルダ(残しておく画像のフォルダ)へ移動可能です。
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ミラー型ドラレコは電子インナーミラーとしても使える

ミラー型ドライブレコーダーは、ルームミラー内に録画している映像を表示する機能を有しています。
リアの「ドライブレコーダー」もしくは「バックモニター」を接続すれば、現在録画しているリアの映像もルームミラー内に映すことが可能です。
写真は、リアのドライブレコーダーをルームミラー内に映したものです。
このようにリアの映像をルームミラーで確認しつつ録画も可能という優れた機能があります。
トヨタ純正の電子インナーミラーは6万円以上する高級品ですが、ミラー型ドライブレコーダーを取り付ければ…
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ミラー型ドライブレコーダー取り付けのメリットは?
ミラー型ドライブレコーダーを取り付けるメリットは以下になります。
- ルームミラー内に撮った映像を映せる
- ドライバーも簡単に操作できる
- 電子インナーミラーとしても使用可能
- バックモニターとしても使用可能
- 自動防眩ミラーになっている
- ミラーが大きく後方視界が良い
- 導入費用が安い
- オプション設定の無い車種にも電子インナーミラーを装備可能
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ルームミラー内に映像を映せる
ルームミラー内に映像を映せる機能はミラー型ドライブレコーダーの最大の特徴であり、メリットでもあります。
ルームミラー内に「現在撮影している映像」や「過去に撮影した映像」を即座に表示することができます。
ドライバーも簡単に操作できる
ミラー型ドライブレコーダーは、ルームミラーに取り付けるのでドライバーも簡単に操作可能です。
ボタン1つで撮られている映像をイベントフォルダ(残しておきたい映像フォルダ)へ映すことも可能です。
普通のドライブレコーダーは、助手席側のルームミラー付近に取り付けられている場合がほとんどです。
助手席側からしか操作が出来ないので、1人の場合は1度停車してからでないとできませんから。
ドライバー目線の操作性でもミラー型ドライブレコーダーは優れています。
電子インナーミラーとして使用可能
ミラー型ドライブレコーダーは、リアカメラを取り付けることで電子インナーミラーとしても使用可能です。
リアガラスに取り付けられたカメラの映像をルームミラーに映すという機能の原理は電子インナーミラーと全く同じです。
ドライブレコーダー機能がついている分、リアの映像を映すだけの電子インナーミラーよりも多機能です。
バックモニターとして使用可能
ミラー型ドライブレコーダーは、バックモニターとしても使用可能です。
リアカメラをバックモニターのカメラとして使用することで、ガーナビの画面ではなくルームミラーに車両後方の映像を映すことができます。
自動防眩ミラー付きもある
自動防眩ミラー付きのミラー型ドライブレコーダーもあります。
手動切り替え式のルームミラーを防眩位置にするルームミラーの角度が変わるので、取り付けられているドライブレコーダーの撮影位置が変わります。
そういった理由から、ミラー型ドライブレコーダーは自動防眩機能がついているものが多いです。
ミラーが大きく後方視界が良い
ルームミラーにドライブレコーダーのカメラを取り付けるのでどうしてもミラー型ドライブレコーダーの本体が大きくなります。
その恩恵でルームミラーの面積が大きく、広範囲にわたって後方を確認することが可能になります。
それにより、後方視界が良くなるというメリットが発生します。
導入費用が安い
ミラー型ドライブレコーダーは、導入費用が非常に安いです。
トヨタ純正の電子インナーミラーの導入費用が6万円以上に対して、ミラー型ドライブレコーダーの価格は1万円前後です。
中には、3500円前後のモデルもあります。
導入費用での圧倒的差があります。
「DIYで取り付ければ工賃はタダ」ですので4000円で導入することが可能です。
オプション設定の無い車種にも電子インナーミラーをつけられる
ミラー型ドライブレコーダーは、オプション設定の無い車種にも電子インナーミラーと同程度の機能をつけることが可能です。
という車種もあります。
レクサスRXとかがモロにそれです。
サイズが5メートル近い長さで後方視界が悪いのですが、なぜか電子インナーミラーの設定がありません。
とうわけで、ミラー型ドライブレコーダーを取り付ければオプション設定の無い車種に電子インナーミラーの機能をつけられるというメリットがあります。
取り付けたい車種を挙げればキリがないほど存在するはずです。
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ミラー型ドライブレコーダー取り付けのデメリットは?
メリットが非常に多いミラー型ドライブレコーダーですが…
きちんとデメリットもあります。
それを理解したうえで導入を検討しましょう。
ミラー型ドライブレコーダーを取り付けるデメリットは以下になります。
- 映像の面積が小さいタイプもある
- 後付け感がある
- ミラー位置を調整するとカメラもずれる
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映像の面積が小さいタイプもある
ミラー型ドライブレコーダーは、電子インナーミラーと比較して映像を映す範囲が狭いタイプもあります。
その為、ルームミラーいっぱいに後方の映像を出したいという方にはデメリットとなります。
多少値段は上がりますが、電子インナーミラーと同様に画面全体に映像を映すことが出来るタイプも存在します。
後付け感がある
ミラー型ドライブレコーダーをルームミラーに後付けするので、どうしても後付け感が出てしまいます。
元々のルームミラーや内装の色と取り付けたミラー型ドライブレコーダーの色合いの違いなど気にされる方にとっては、この点もデメリットとなります。
また、車外からルームミラーを見た際にもかなり後付け感が見えます。
ミラーの調整でカメラ位置がずれる
ミラー型ドライブレコーダーは既存のルームミラーに取り付けます。
その為、ミラーの角度を調整するとカメラの撮影位置もズレてしまいます。
家族で1台の車を複数人で運転する際は、その点に注意が必要です。
必ずカメラの撮影位置の確認を行ってください。
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オススメのミラー型ドライブレコーダー
オススメのミラー型ドライブレコーダーを紹介します。
「値段が安い価格重視」「コスパ重視」のオススメ商品を紹介します。
値段が安い価格重視
私がハスラーに取り付けているミラー型ドライブレコーダーです。
また、安いからといって品質が悪いわけでもありません。
半年ほど使用していますが、特に異常はありません。
前後カメラの映像もナンバープレートの数字をしっかり読み取れます。
ミラー内に映る映像が小さいですが、全然普通に見えるのでこの辺は好みです。
ミラー型ドライブレコーダーはミラー全体が大きいです。
「右側でリアカメラの映像」「左側でリアカメラでは見えない範囲」をそれぞれ見ることが出来るので、個人的には広い範囲を見ることが出来て気に入っています。
コスパ重視
インナーミラー全体にドラレコと映像を映すことが出来るミラー型ドライブレコーダーです。
価格も8000円前後とコスパが良いです。
トヨタの電子インナーミラーと同様にルームミラー全体にリアカメラの映像が映るため、機能は同じです。
しかも、ドライブレコーダー付きで導入費用も安い!
まさに理想形です。
ミラーの範囲も10インチと大きく見やすいです。
探せば3万円代のミラー型ドライブレコーダーなどもありますが、正直機能としてはあまり変わらない気がします。
個人的には、「高画質」「ミラー全体に映像が映る」という2つの条件がそろっていれば後は価格の安さだと思っています。
おわりに
電子インナーミラーは確かに便利です。
後付けでも取り付ける価値があるでしょう。
しかし、価格面でのハードルがあります。
導入費用が安く純正の電子インナーミラーと同じ機能が手に入れば最高ですよね。
しかも、ドラレコもついてくる。
ミラー型ドライブレコーダーのコストパフォーマンスは非常に高いです。
純正でオプション設定のの無い車種にもつけられますし。
後は取り付けるための工賃ですね。
工賃は、カー用品店やディーラーで変わるので直接店舗に問い合わせてみた方が良いでしょう。
DIYで取り付ければタダですが…
カー用品店やディーラーの工賃って結構高いんですよね…
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後ほど「DIYでミラー型ドライブレコーダーを取り付けてみた」的な内容の記事で、ハスラーへの前後カメラの取り付け方法も紹介したいと思います。
興味があればそちらの記事も読んでいただければ嬉しいです。
しかも、シガーソケットではなくヒューズボックスから電源を取るやり方です。
実際かなり簡単です。
少しでも腕に覚えがあればできます。笑↓
ハスラーにドラレコを取り付ける方法を紹介!配線や電源の取り方もバッチリ指南!