この記事は「アドパワーの効果検証」についてまとめています。
- アドパワーの効果や原理は？
- アドパワーの取り付け
- アドパワーの検証
どうも、カズウラです！
今回は、たまに行う検証ネタです。
検証を行う商品は…
アドパワー！
簡単に車の性能がアップするお手軽カスタムですね。
ただ、貼るだけで「パワー・レスポンス UP」「排ガス削減」「燃費に好影響」とのことです。
ですが、こういった商品はプラシーボ効果だとか嘘とか言われたりすることがあります。
良い商品なはずなのにもったいないですよね。
なので、実際に貼り付けてアドパワーの効果を検証しました。
ちなみに検証は「燃費」で行いました。
一応、パワーやレスポンスもレビューしますが、そういったものの検証は難しいので…
あくまでも私の感想程度とします。
本命は、あくまでも「燃費」の検証です！
興味がある方は是非続きをどうぞ！
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Contents
アドパワーとは？
アドパワーは、「ただ、貼るだけ」を謳い文句とした簡単お手軽カスタムです。
冒頭でもご紹介しましたが…
- パワー・レスポンスUP
- 排ガス削減
- 燃費にも好影響
という効果があります。
価格も2280円とリーズナブルです。
アドパワーの見た目はこんな感じです↓
アドパワー自体のサイズは、27[mm]×75[mm]×1[mm]です。
小さくて薄いのでほとんどの車に取り付けることが出来ると思います。
また、アドパワーは日本製で、寿命があるので取り付けた日付を記入するようになっています。
色が赤でおしゃれです。(笑)
見た目は、アルミテープチューンよりも全然良いです。
アルミテープはDIY感が強すぎますからね。
ディーラーで見られた時に、ちょっと恥ずかしいと思っている私。(笑)
アドパワー自体の厚さも超薄いです。
もう完全にシールです！(笑)
裏側はシールになっており、剥離紙をはがして貼り付けるタイプです。
裏から見ると普通のシールですね。
人によっては、本当に効果があるのか疑いたくなるかもしれません。
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アドパワーの効果や原理は？
アドパワーの原理としては、貼り付けることでエアクリーナー内の静電気を抑制してエンジンに流れ込む空気の流れを良くするといったものです。
それにより、「パワー・レスポンスUP」「排ガス削減」「燃費にも好影響」といった効果を発揮させるようです。
アドパワーのパッケージには「約5～10[%]の空気流量が増加する効果がある」との記載があります。
なので、効果があるのは「ガソリン車」「ディーゼル車」「ハイブリッド車」とエンジンがある車で、電気自動車は対象外のようですね。
エンジンへの空気流入量を増やすという原理なので吸気系のカスタムと同じ効果を得られそうですね。（キノコ型エアクリーナーみたいな…）
そして、原理や効果がアルミテープチューンと似ていますね。
あれも静電気をどうこうする原理ですからね。
以前、ご紹介しているので興味がある方はどうぞ↓
アルミテープもオカルトチューンとか嘘とか言われていましたが、トヨタで正式採用されているので原理も効果もしっかりしています。
余談ですが、レクサスRXにも正式にアルミテープが貼り付けられいます。(ウィンドウ、バンパー、ステアリングコラムに貼り付けられているのを確認しました。）
なのでアドパワーも効果や原理がしっかりしていて、ちゃんと意味のあるカスタムだと思います。
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アドパワーの寿命
アドパワーには寿命があります。
アドパワーの寿命は取り付け後2年です。
年数の経過で効果が低減するようです…。
また、2年が両面テープの装着状態を保証できる期間でもあるようです。
あくまでも交換目安ということなのですが、交換するのが無難ですね。
アドパワーの表面に日付を記入する場所があるので、寿命となる日がわかるように記入しましょう。
ちなみに、私は取り付けた日を記入してしまいました…。
寿命となる２年後の日付を書けばよかったです。
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アドパワーの取り付け
アドパワーの取り付けについてご紹介します。
取り付け自体はかなり簡単で本当に貼り付けるだけ！(笑)
今回はレクサスNX350 Fスポーツに取り付けました。
ただし、取り付け方や下処理に注意が必要なので紹介します。
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アドパワーの取り付け位置
アドパワーの取り付け位置はエアクリーナーとなります。
ホース状のエアダクトが付いているボックスがエアクリーナーです。
メーカーによって様々かもしれませんが…
経験上、他の車も似たような感じです。(トヨタ、スズキ、ホンダはそうでした…)
このボックスの上部にアドパワーを貼り付けます。
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アドパワーの必要枚数
実は、アドパワーには必要枚数が決まっています。
必要枚数は以下となります。
- 軽自動車、コンパクトカーなど：1枚
- ミニバン、SUVなど：2枚
- 300馬力以上の高出力車：3枚
うーん、300馬力以上は3枚か…。
車の性能によって空気流入量が増えて、静電気を抑制しきれないのでしょうかね？
今回、私がアドパワーを取り付けたレクサスNX350は…
「SUV」で「出力279馬力」なので、必要枚数は2枚です。
アドパワーは1枚2280円なので、複数枚つけるとちょっとリーズナブル感が薄れますね…。
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アドパワーの取り付け作業
アドパワーの取り付け作業について紹介します。
作業自体は本当に簡単で5分もかかりません。
はじめにアドパワーの取り付け位置であるエアクリーナーの場所を探します。
ボンネットを開けてホース状のエアダクトが付いているボックスがエアクリーナーです。
分からない場合は、取扱説明書の確認やディーラーに問い合わせる等の処置をオススメします。
エアクリーナーを見つけたら貼り付け場所のクリーニングと脱脂を行います。
脱脂等の下地処理をしっかりしないとアドパワーが剥がれる可能性があるので注意です。
ちなみに、私はシリコンオフシートをよく使ってます。
さっと出せて使い終わったら捨てるだけなので楽です。
脱脂が終わったらアドパワーの剥離紙をはがして取り付け位置に貼り付けるだけです。
剥がれる可能性もあるので上から指圧して確実に貼り付けるようにしましょう。
これで、アドパワーの取り付け作業は完了です。
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アドパワーの検証
いよいよ本命のアドパワーの検証です。
冒頭でもご紹介した通り、アドパワーの効果の一つである燃費について検証します。
検証に使った車はレクサスNX350 Fスポーツ(AWD)です。
ターボ車なのでより高いアドパワーの効果が感じられると期待しています。
燃費もガッツリ悪いですからね…。(泣)
検証条件としては…
- 速度：70[km/h]
- 距離：約7[km]
- エアコン：OFF
- 乗員：1人(平均体重のオッサン)
早朝にクルーズコントロールで70[km/km]にセットし、約7[km]をひたすらまっすぐ走行した時の燃費を計測して燃費への影響を検証しました。
他の車がほとんどいなかったので完全に70[km/h]の定速で検証できました。
ただし、道に若干の勾配があるので上りと下りでそれぞれ燃費をリセットして…
- アドパワー無し 上り7[km]、下り7[km]
- アドパワー有り 上り7[km]、下り7[km]
でそれぞれ検証しました。
当然ですが、下りの方が若干燃費が良いです。
それでは、検証結果を紹介します。
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アドパワー無し(上り)
アドパワー無しの上り7[km]の燃費は…
14.8[km/L]でした。
ひたすら真っすぐで定速だと、さすがにそこそこ燃費が良いですね。
やはり、スタートストップが燃費に良くないですね…。
アドパワー無し(下り)
アドパワー無しの下り7[km]の燃費は…
16.3[km/L]でした。
上りよりも1.5[km/L]燃費が良いですね。
若干の下り坂があるのが燃費向上につながりましたね。
アドパワー無しの燃費はこんな感じですかね…。
後はいったん家に帰ってアドパワーを取り付けました。
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アドパワー有り(上り)
アドパワー有りの上り7[km]の燃費は…
16.3[km/L]！
良くなってるじゃん！
アドパワー無しの上りの燃費は14.8[km/L]なので…
アドパワーの有りだと上りの燃費は1.5[km/L]向上しています。
アドパワー有り(下り)
アドパワー有りの下り7[km]の燃費は…
17.0[km/L]！
上りほどじゃないけど良くなってます！
アドパワー無しの上りの燃費は16.3[km/L]なので…
アドパワーの有りだと上りの燃費は0.7[km/L]向上しています。
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アドパワーの体感効果(燃費以外)
アドパワーの燃費以外の効果について、個人的な体感を紹介します。
あくまでも、私の体感ですので参考程度となります。
燃費のように数字では出しづらいので…。
体感出来たことは以下となります。
- クリープ現象での速度向上
- 停車からの発進速度向上
個人的に一番効果が出て欲しかったアクセルレスポンスの向上はイマイチ感じられませんでした…。
やはり、レスポンスを上げるにはスロットルコントローラーが1番ですね。
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まとめ
アドパワーついてまとめると以下のようになります。
- 取り付けは簡単
- 取り付け位置はエアクリーナー
- 燃費は0.7～1.5[km/L]向上
- 車種で必要枚数が増える
- 寿命がある
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おわりに
検証結果としては、ちゃんと燃費は向上する！
といったところですね。
数字はわかりやすくて良いです。(笑)
景品表示法の措置命令が出たようですが、実際に検証では燃費向上が出ているので個人的には気にしません！(笑)
燃費以外の効果もクリープや発進速度で違いを体感出来たので個人的には満足な商品です。
ただ、燃費のように数字で出すのが一般には難しいので嘘やプラシーボといった話が出るのは致し方ないです。
過去にパフォーマンスダンパーやドアスタビライザーの記事でも紹介しましたが…
こういった商品には、「効果を体感できない可能性がある！」という最強のデメリットが存在します！
アドパワーもそれに当てはまるのではないでしょうか。
効果を体感出来ても出来なくても、そういったカスタムを楽しむのも車の面白いところかな？と個人的には思います。
ついているだけで効果があるような気がするのが一番大事です！(笑)
アドパワーの場合は、検証結果から燃費の向上は確認できたので…
燃費を目的とした取り付けはおススメです！
今回の記事がアドパワーの取り付けに悩まれている方の参考になれば幸いです。
