この記事は「新型レクサスNX Version Lのインテリア」についてまとめています。
- 新型NX Version Lのインテリア
- 新型NXのインテリアカラー「ブラック&リッチクリーム」「ヘーゼル」
お久しぶりです。
前回、新型NX Version Lのエクステリア編から半年以上の開いてしまいました…。
撮影してきた写真が、割と微妙で…
記事にするには撮り直しが必要との判断をしてからディーラーへ行く機会が無く半年以上の月日が経ってしまいました。
今回、RXの1年半点検のタイミングでインテリアの写真撮影を再度行ってきたのでご紹介したいと思います。
新型NXの納期…
1年以上になっていますね。
新型NXの予約開始日に契約された方でもいまだに納車されないという状態のようですね。
これから、契約してもオーダーストップの関係で2年程度かかるとか…。
今回の記事が納車待ち、契約予定の方々の参考になるようでしたら幸いです。
今回は前回のエクステリア編に続きインテリア編となります。
見てきた新型NX Version Lのインテリアカラーは、「ブラック&リッチクリーム」と「ヘーゼル」です
特に「ヘーゼル」は人気が高い色なので選択されているオーナーさんも多いと思います。
Contents
新型レクサスNX Version L (ブラック&リッチクリーム)
新型NX Version Lのインテリアカラーは「ブラック」、「ダークローズ」、「ブラック&リッチクリーム」、「オーカー」となります。
今回は、「ブラック&リッチクリーム」と「オーカー」を見てきました。
まずは、新型NX Version Lの「ブラック&リッチクリーム」のインテリアからご紹介します。
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新型NXの前席(ブラック&リッチクリーム)
乗り込む際に見える景色はこんな感じです。
リッチクリームの淡い色合いが適度に主張していていい感じです。
ドア開口部も十分に大きく、車高も高いので乗り込みやすいですね。
「ブラック&リッチクリーム」の運転席となります。
メインはブラックカラーとなっており、シートのサイドやアームレスト部分がリッチクリームとなっています。
正直言ってオシャレな内装です!
Version Lの内装では2色使いはこのインテリアカラーのみです。
個人的には汚れそうな場所にリッチクリームという淡い色使いがされているので、乗り降りの際に気を使いそうなイメージがあります。
シートのサイドサポートも結構張り出しているので乗り降りの際に擦ってしまい、来ている服によっては色が付きそうです。
まぁ、オシャレは我慢と言いますから…
新型NXのFスポーツのインテリアに「Fスポーツ」専用ホワイトが設定されていますが…
あれなんかはさらに気を使いそうです。
ジーパンなんかは履けないですね。
運転席のドア周りはこんな感じです。
ドアのオーナメントパネルやドアハンドルが見慣れないデザインとなっており、新世代を感じさせます。
また、旧型では無かったカーテシランプも新型NXではキチンとついています。
これで社外品カーテシランプで楽しむことも出来そうですね。
ドアのオーナメントパネルはアッシュ(オープンフィニッシュ/墨ブラック)というものです。
新型ISのステアリングなどに採用されているデザインですね。
どことなく和を感じさせるオーナメントパネルです。
シートポジションメモリーもキチンとついています。
3パターンまでセット可能です。
また、微妙にオーナメントパネルの隙間から見えるのがインテリアイルミネーションです。
気分に合わせて14色に変更可能なようです。
アルファードの天井やメルセデスといった輸入車にはついていますよね。
個人的にはこういう光物が好きなので非常にうらやましい機能です。
ドアハンドルは話題の「eラッチ」です!
従来の手前に引っ張る機械的なタイプではなく押し込むことで電気的に解錠する最新鋭のドアハンドルです。
「Push Open」の場所を押すと「カチっ」と音が鳴ってドアが開きます。
始めはなんか違和感がありましたが…
何回か使うと、逆にこっちの方がいいような気がしてきました。
従来のドアハンドルだとハンドルの内側に爪が当たってしまい、内装を傷つける心配がありましたが…
このタイプなら安心ですね。
私のような変なところで神経質なオッサンには大助かりです。
ちなみに手前に2回引くことで機械的にドアを開閉することもできます。
バッテリー上がりなどで車に電気が無い時でも閉じ込められる心配はありません。
手前に引くとちゃんと2回引くことを匂わせる絵が描いてあるので、焦っても大丈夫ですね。
スカッフプレートもきちんとついています。
RXよりも金属部分の面積が広くて実用性が高そうです。
面積が狭いと結局プラスチック部分に足をかけてしまうので樹脂部分が傷つきますからね。
新型NXとなっても相変わらずFスポーツ以外のグレードはショボいペダルです。
アクセルペダルは旧型NXの吊り下げ式からオルガンペダル風にはなりましたが…。
Version Lでもペダルとフットレストはアルミにしてほしいですね。
正直見栄えが悪いです。
ナビ画面は14インチに拡大しました。(ベースグレードでは、9.8インチ)
これ、かなり大きいです。
解像度も非常に高くサクサク動きます。
画面自体も運転席側に傾いており、ドライバーに優しいです。
エアコン操作やシートベンチレーション/ヒーター関連もこのナビ画面から操作します。
個人的には物理スイッチ派ですが、今後はこれが主流となっていくのでしょうね。
そして、アナログクロックが無くなっています…。
個人的にはレクサスと言ったら…という装備だったので非常に残念です。
あれがあるだけでかなりの高級感を感じていたのですが…。
後期型とかで復活させてほしいですね。
新型NXのセンターコンソールはこんな感じです。
シフトレバー、ドリンクホルダー2か所、ブレーキホールドスイッチ、パーキングスイッチその他もろもろが配置されています。
シフトレバー付近はピアノブラックとなっており、高級感があるとともに指紋が付きやすい仕様となっております!(笑)
シフトレバーは、プリウスみたいなタイプとなっています。
個人的にはすごく使いやすくて好きなんですが、高級感でいうと旧型のような「ガチャガチャ」動かすゲート式がいいと思ってしまいます。
よく高級車に採用されているからですかね?(笑)
そして、ブレーキホールドスイッチがちゃんと物理スイッチなのがいいですね。
シフトレバーを弄る流れでスイッチを押せます。
ドライブモードセレクトはこの位置です。
新型NX Version Lのドライブモードは、「ECO」「Normal」「Sport」の3パターンになります。
今後の新モデルはLS,UX,ESのようなメーターフード横に配置されると思いましたが…そんなことはなかったようです。
心なしか質感も下がってますし…。
旧型NXは金属風のセレクターでした。
そして、微妙に使いづらい位置です。
個人的には割とドライブモードセレクトを使うのでもうちょっと使いやすい位置にしてほしかった…。
余談ですが、新型RXでは、ドライブモードセレクト自体が無いようです。(ショック!)
センターコンソール奥にはUSB Type AとCが一口づつ、その横に小さな収納があります。
そして、その手前にメーカーオプションの「置くだけ充電」が配置されています。
スマホを置く面積も大きくて使いやすいですね。
また、「置くだけ充電」下も収納となっておりシガーソケットが1口配置されています。
サングラスとか入れるには良いですね。
アームレストの収納も相変わらず広いです。
試してはいませんが、ティッシュ箱も入りそうです。(旧型NXでは普通に入りました)
また、アームレスト下の収納は運転席側からでも助手席側からでも開けることが出来るタイプに変わっています。
今回の試乗車にはカップホルダーイルミネーションも装備されていました。
これは30800円のディーラーオプションです。
インテリアイルミネーションと連動して14色に変化します。
個人的には絶対つけたいオプション!(笑)
ステアリングホイールです。
こちらはかなり高級感がアップした印象です。
中心のLマーク付近が樹脂から革素材に変わっています。
握った感じも以前より柔らかいような気がします。
また、ステアリングスイッチもタッチトレーサーと言われるヘッドアップディスプレイ連動のものとなっています。
ここら辺の使用感は試乗レポートの時にご紹介いたします。
メーターはようやくデジタルメーターになりました。
TFT液晶式メーターです。
以前のアナログ2眼メーターと小さなマルチインフォメーションディスプレイはさすがに時代遅れ感がありましたからね。
時代に合わせた正常進化といった感じです。
解像度も高く非常に見やすくてよいです。
「全面液晶じゃないの?」との声もあったようですが…
個人的にはこれで全然十分だと思います。
また、今回の試乗車はNX450h+だったので左側にバッテリー残量が表示されていますね。
オーバーヘッドパネルもこんな感じに変わっています。
センターコンソール同様にピアノブラックを基調としたものとなっています。
機能としてはあんまり変わってないです。
サングラスホルダーも健在ですね。
ルームミラーはデジタルインナーミラーが採用されています。
これも最近では割と普通の装備。
解像度も十分です。
ただ、ハリアーのようにドライブレコーダー機能はありません。
たしか、2023年の年次改良で追加されるとかされないとか…
メーカーオプションで44000円の装備です。
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新型NXの後部座席(ブラック&リッチクリーム)
続きましては新型NX Version Lのインテリアカラー「ブラック&リッチクリーム」の後部座席となります。
広さ的には旧型NXとほとんど違わないですね。
後席のリクライニング機能も健在です。
ただ、前席以上にリッチクリームが目立つのでかなりオシャレな印象です。
後席ドアも前席と似たような感じです。
ただ、オーナメントパネルにはスピーカーが付いています。
また、旧型NXと同様にスカッフプレート無し、カーテシランプ無し、シェード無しです。
ここら辺はRXと明確に差別化されていますね。
前席にカーテシランプは追加されたのですが…。
ドアハンドル付近は前席同様にeラッチです。
まぁ、後ろだけ違ったら変なので当たり前と言えば当たり前。
ただ、質感は高いですね。
ウィンドウスイッチにもきちんと銀の加飾が施されています。
センターコンソール後部にもエアコン吹き出し口がきちんとあります。
また、3段階調整可能なリアシートヒーター、USBポート2口、アクセサリーコンセント(AC100/1500W)が付いています。
この試乗車はNX450h+なのでアクセサリーコンセントは標準装備ですが、NX350hでは44000円のメーカオプションとなります。
また、NX350/NX350hのFスポーツではリアシートヒーターは電動格納シートとの抱き合わせで77000円のメーカーオプションです。
中央座席には格納式のアームレストが装備されています。
これは、旧型NXよりダウングレードしていますね。
旧型NXではドリンクホルダーは格納式で、ボタンを押すと出てくるタイプでした。
新型ではむき出しのシンプルデザイン、微妙にコストカットされています。
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新型NXのラゲッジ
新型NX Version Lのラゲッジです。
相変わらず広いですね。
また、後席は6:4分割で倒すことのできる仕様です。
RXのように中央席のみを倒して長物を積むことはできません。
ここもRXとしっかり差別化されています。
アクセサリーコンセントをメーカーオプションで選択した場合は、センターコンソール後部以外にこのラゲッジにも装備されています。
ラゲッジのデッキボード下の収納です。
試乗車はNX450h+なのでバッテリーがラゲッジ下にあり収納を減らせています。
充電用ケーブルを入れたら他は何も入らなそうですね。
ただ、NX350や250のガソリングレードに関しては旧型NX同様にかなり広い収納スペースが確保されています。
旧型NXと同様にトノカバーも収納可能です。
RXにはトノカバーの収納機能が無いのでこれはうらやましいですね。
あれ、外すとデカくて邪魔なんですよね…。
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新型レクサスNX Version L (オーカー)
お次は、新型NX Version Lの「オーカー」のインテリアをご紹介します。
「ブラック&リッチクリーム」とはまた違った魅力があります。
それではどうぞ。
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新型NXの前席(オーカー)
こちらがインテリアカラー「オーカー」の前席となります。
先にご紹介した「ブラック&リッチクリーム」とはかなり印象が違うので別の車感があります。
「ブラック&リッチクリーム」はオシャレといった印象でしたが…
「オーカー」は、ザ・高級感!(笑)
いった印象です。
個人的にはVersion Lを購入するならインテリアカラーはこの「オーカー」一択ですね。
運転席のドアを開けた瞬間の印象も全く違います。
すごく明るくて良い色合いです。
なんだか、ものすごく良い車に乗ってる感がありますね。
この試乗車には、メーカーオプションであるマークレビンソンが装備されていました。
オーナメントパネルの一部がマークレビンソンサウンドシステムのスピーカーとなっています。
音質が良いだけではなく、見た目も特別感がありますね。
オプション価格は244000円と、超高額!
我が家には縁のないブルジョワ装備ですぜ…。
一度はつけてみたいですが、価格にビビッてつけたことないです。
ちなみに、マークレビンソンはNX450h+にはオプション設定がありません。
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新型NXの後部座席(オーカー)
新型NX Version Lのインテリアカラー「オーカー」の後部座席です。
前席同様に高級感バリバリです。
本当にうっとりする内装ですね。
少し見切れていますが、マークレビンソンを装備すると後席ドアのスピーカーも前席ドアと同様にマークレビンソンのスピーカーとなります。
インテリアカラー「オーカー」の天井です。
このインテリアカラー、何が良いというと…
天井の色も「オーカー」になるところ!
大抵の車は天井の色が黒か白ですが、「オーカー」の場合だけは別です。
シートと同色になります。
この特別感素晴らしい。
また、この試乗車にはパノラマルーフが装備されていました。
やはり、これがあると後席からの景色が違いますね。
旧型NXとは違い、中心部分にバーが入ってしまうので解放感は少し劣りますが、新型NXではRXのように開閉します!
なので、ムーンルーフのようにリセールに影響します。
興味がある方は過去の記事を見てみてください。↓
ちなみに、価格はルーフレール(33000円)とパノラマルーフ(176000円)の合計で209000円となります。
価格としてはマークレビンソン並みですが売却の際にそれ以上になって返ってくるので、予算に余裕があるかたはつけることをオススメします。
RXだと50万円ぐらい売却価格が上がりました。
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おわりに
インテリア全体としては高級感というよりも、先進性といった印象を受けました。
元NXオーナーとしては、前席は変わったけど後部座席はさほど進化してない?
といった印象も受けましたね。
ただ、「オーカー」の内装色については完全にやられましたね。
あれだけで単純に欲しくなります!(笑)
今まではFスポーツ一択の私でしたが…
「Version Lも良いな~」
と思ってしまうような仕上がりです。
ですが、Fスポーツのカッコよさも相変わらずなかなかのものですよ!(笑)
というわけで、次回は新型レクサスNX Fスポーツについて紹介します。
今回の記事が新型レクサスNXの「購入検討」、または「納車待ち」の方々のお役に立てれば幸いです。