この記事は「新型レクサスRXのTRDエアロ(ブラックエディション)」についてまとめています。
- RXのTRDエアロ(ブラックエディション)の全体像
- RXのTRDエアロ(ブラックエディション)の詳細
MYレクサスディーラーにTRDエアロを装着しているRX Fスポーツが配備されているとのことで試乗ついでに見てきました。
しかも同色TRDエアロも黒いTRDエアロであるブラックエディションも両方写真に収めてきました。
以前はモデリスタエアロを装着したRX Version LとTRDエアロ(ボディ同色)を装着したFスポーツについて紹介しました。
その際にもお伝えした通り、モデリスタやTRDのエアロを装着した試乗車や展示車はどこのディーラーにでも配備されているわけではないので実物を見ずに契約をするケースもあります。
カタログで見たイメージと実物のイメージが同じであれば特に問題はありませんが…。
「あれ?ちょっと違くない?」
「あんまり好みじゃないかも?」
となった場合、ひどく後悔するかもしれません。
なので、写真をよく見てエアロを装着するかをご検討いただくことをおススメします。
また、TRDエアロ付きのRXを納車待ちで実物をどうしても見たいがお住いの地域のディーラーにTRDエアロ装着車が無いといった方!
TRDエアロ付きのRX Fスポーツの写真をバッチリ撮ってきましたよ!
この写真をみてモチベーションを上げてください!
まず、今回はTRDエアロのブラックエディションを実物写真でレビューします。
ちなみに!
マイナーチェンジした新型レクサスRXについても過去に試乗レビューを行っておりますので興味がある方はどうぞ。↓
Contents
RX TRDエアロ(ブラックエディション)全体像
TRDエアロ(ブラックエディション)の紹介でもまずは全体像を紹介します。
フロント、サイド、リアの写真で全体的なイメージをつかんでください。
特にTRDエアロは同色エアロとブラックエディションという2パターンのカラーが準備されています。
双方のエアロは色が違うだけですが、装着すると印象が全くと言っていいほど違う車になります。
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ブラックエディションのフロントビュー
ブラックエディションのフロントビューは、ぱっと見エアロを装着している感が薄いです。
もともとRX Fスポーツののデザインでは車体下部に黒い樹脂パーツがあしらわれたデザインとなっています。
その為、黒い樹脂パーツの代わりに黒いTRDエアロが装着されていたとしても全体的な印象は変わりません。
ですが、近くによると艶ありブラックと複雑な形状のエアロが装着されていることがわかります。
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ブラックエディションのサイドビュー
ブラックエディションのサイドビューです。
遠目から見たらエアロが装着されていることに気づかない人がいるかもしれないレベルでさりげないです。
一般的にエアロを装着した場合は、エアロを装着した個所の地上高が下がるため車高低く、車体が大きくなったような印象を受けます。
ですが、ブラックエディションではそういった印象は受けません。
逆に言うとエアロを装着してもRX本来のスタイリングやイメージを維持することが可能ということです。
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ブラックエディションのリアビュー
ブラックエディションのリアビューです。
RX300 Fスポーツのディフューザーのようなデザインがより強調されて空力を意識したよなデザインになっています。
フロントやリアよりはエアロを装着している感があります。
それでも、エアロを装着している感が多少薄いですが、マフラーが4本出しとなっている点が非装着車との大きな違いとなっています。
モデリスタエアロを装着した時と同様のケースですが…
ハイブリッドのRX450hは通常では、マフラーが隠れていますがTRDエアロを装着することでマフラーが見えるスタイルに変更可能です。
また、ガソリンモデルのRX300に関してはリアスポイラーのシルバーメッキ装飾内に配置されている2本出しマフラーを4本出しの目立つスタイルへと変更可能です。
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RX TRDエアロ(ブラックエディション)の各部位
ブラックエディションの各部位について紹介します。
TRDエアロの装着の仕方は、各部位ごとに装着するかエアロダイナミクスパッケージという形でフルエアロにする方法に分かれます。
エアロダイナミクスパッケージには以下のエアロパーツが含まれます。
- フロントスポイラー
- エアロフェンダー
- サイドスカート
- スポーツマフラー
- リアディフューザー
残念ながら今回のブラックエディションを装備した試乗車にはエアロフェンダーが装着されていなかったのでTRDエアロ(ボディ同色)の記事にて紹介します。
参考までにカタログ記載の税込価格も紹介しますが、エアロ自体の価格に加えて工賃も掛かります。
また、工賃はディーラーごとに違います。
ちなみにRX TRDエアロ(ブラックエディション)自体の総額は以下になります。
- 塗装済:715000円
それでは紹介に移ります。
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フロントスポイラー
新型RX300 Fスポーツ ブラックエディションのフロントスポイラーです。
やはり、ぱっと見エアロの装着感は薄いですね。
TRDエアロを装着することで、フォグ下にあった「漆黒メッキの装飾」や「シルバー塗装のスポイラー」が無くなり艶アリブラックのフロントスポイラーになっています。
特にシルバー塗装のスポイラーはスピンドル下のアクセントになっていて好きなポイントだったのですが、無くなっています。
近くで見るとかなり複雑な形状のエアロが装着されていることがわかります。
TRDエアロは空力も考えられているデザインとなっているため、装着車は走行時の安定性や車の汚れやすさが変わるそうです。
遠くで見ると装着感がないのですが、近くで見るとかなり凝ったデザインとなっています。
個人的には、かなりカッコイイと思います。
目立たなくとも確実にエアロとしては装着されているので地上高は下がります。
ですが、もともとRX自体の最低地上高が200[mm]と高めなのでコンビニやスーパーの車止めを気にするレベルまでは下がりません。
TRDエアロをを装着することでRXのフロント地上高は35[mm]ダウンします。
TRDエアロ(ブラックエディション) フロントスポイラーの価格としては以下となります。
- 104500円
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サイドスカート
新型RX300 Fスポーツ ブラックエディションのサイドスカートです。
元々あったサイド下部の樹脂パーツはエアロパーツに覆われて見えなくなっています。
エアロの形状としては、アルファベットの「E」?が伸びたようなデザインとなっています。
遠目にはわかりませんが、近くで見ると元々の樹脂部分の2倍近くを艶アリブラックのエアロが覆っています。
その影響で近くで見るとエアロの装着感が伝わってきて迫力があります。
TRDエアロをを装着することでRXのリア地上高は80[mm]ダウンします。
TRDエアロ(ブラックエディション) サイドスカートの価格としては以下となります。
- 132000円
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リアディフューザー&スポーツマフラー
新型RX300 Fスポーツ ブラックエディションのリアディフューザーとスポーツマフラーです。
この2つはセットとなっておりそれぞれ単品では装着不可となっています。
写真ではリアバンパーを少し下側から撮影しています。
フロントやリアのエアロと同様に近くで見るとかなりカッコイイ、凝ったデザインをしています。
かなり迫力がありますね。
リアから見る通常のFスポーツのリアバンパーには無い、空力を意識したような尖ったデザインが際立ちます。
4本出しのマフラーの主張も強いです。
やはり、リアビューが一番エアロの装着感が強いですね。
リアバンパー下を見てみると「いかにもディフューザー」といったデザインですね。
RX自体は別段加速性能に優れた車ではありませんが、こういったデザインだとかなりスポーティーで速そうな車に感じます。
スポーツマフラーは通常のマフラーからリアピースごとの交換となります。
リアピースのみとなると加速性能等のパフォーマンスには大きな影響を及ぼさないようです。
左右に2本づつ、合計4本のマフラーはそれぞれ独立しており、非常に見た目がよいものとなっています。
やはり、4本出しのマフラーは良いですね。
車自体のパフォーマンスには影響がないですが、マフラー自体を交換しているので音質や音量が変わります。
音が変わるマフラーだと車自体の静粛性といった快適性への影響が懸念されます。
ですが、RX自体は非常に静粛性に優れた車となっているので、車内に入ってくる音はそれほど変わらないのでご安心ください。
余談ですが、UXのTRDマフラーはすごくうるさくなります(笑)
興味がある方はどうぞ↓
TRDエアロをを装着することでRXのリア地上高は60[mm]ダウンします。
TRDエアロ(ブラックエディション) リアディフューザー&スポーツマフラーの価格としては以下となります。
- 313500円
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RX TRDエアロ(ブラックエディション)まとめ
- 遠目では装着感が薄い
- 近くで見ると迫力がある
- RX本来のスタイリングを乱さない
- マフラーが4本出しになる
- 費用は高額(エアロのみで約72万円)
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おわりに
個人的には、かなり好きなエアロです。
ブラックエディションは、「近くで見るとすごいぞ」っていうエアロですね。
さりげないオシャレ感やカスタム感がたまりません。
さりげなさの為に装着費用70万円越えはつらいですが…。
また、元々RX自体のデザインがかなり完成されているので、エアロを装着してもRXのイメージを変えたくないと思っている人にもオススメなエアロにもなりそうですね。
ブラックエディションではエアロ感が目立ちづらい黒を基調としていることでRX本来のデザインが保たれます。
「元々のデザインが好きならエアロつけるなよ」と言われたらそこまでですが。(笑)
見た目以外にもTRDエアロには空力性能向上やマフラーの音質・音量変化といったメリットもあります。
そういった性能の変化を求める人にもうってつけなエアロとなりますね。
今回も私が撮影してきた実物写真でレビューを行いましたが、写真はカタログよりはいいですが実物には負けます。
可能であれば実物を見ることをおススメします。
今回の記事がTRDエアロ(ブラックエディション)について悩んでいる人の参考になれば幸いです。